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zoom RSS 救急車を呼ぶ緊急事態 NO2

<<   作成日時 : 2010/12/24 07:37   >>

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……鳥栖プレミアム・アウトレットに行き救急車を呼ぶ緊急事態……


鳥栖プレミアム・アウトレット外の休憩所で、本を読みながらウトウト。

内のカミサン88はどこにいるのやら。

確か、辰年生まれだから、尾びれをヒラヒラさせて、
あっちこっちと這いずり回っているのでしょう。

88はカミサンの新呼称。

ふと前方の店舗に何気なく目が行きました。

他の店舗と比較すると客の出入りが激しいのです。

大繁盛しているのです。

Ace

目は、ジーッと10メートル先の入り口を見据えていました。

男、女、子供ゾロゾロ出てきます。

そして子供を抱きしめた母親が。

その母親にかかえられた子供の頭から赤い糸がスーッと。

母親は入り口の横に座りました。

ウン!!血じゃないか。

血がでているな。

周りには多くの大人がいます。

その数15人位。

異変に気づいたようです。

その母親と子供を見てヒソヒソ話しています。

私はあれだけの人数がいたならば、即、対応するだろうと思いました。

時間にして2〜3分。

しかし、誰も行動する様子ではありません。

誰も何もしないじゃァーーァないか。

ちょっと行ってみようと、即行動。

何でも頭を突っ込む悪いクセが、ここでも出ました。


現場に行くと、誰も全く何もしていない様子です。

母親は子供の名前を、必死で呼んでいるばかりです。

現場をパッと見て、これは大変だと思いました。

「救急車は!救急車は呼びましたか」

私は、母親と周りの方々に大声で聞きました。

無反応です。

血がそこら中に落ちています。

急いで母子の横に座って傷口をジッーと見ると、左目眉毛の上を切っています。

横に7〜8センチの長さ、幅1〜1.5センチ、深さ0.5〜1ミリ位。

額をグサッとえぐられた状態です。

鮮血はドンドン出ています。

子供の首周り、白い服も、母親の手も鮮血で真っ赤です。

子供は泣くのやめて、目は一点をみつめたままです。

ハーッ!ハーッと息も荒いのです。

寒いので、吐く息もやけに白く感じます。

今は止血しかない、止血しないと、これはヤバイことになると判断しました。

「誰か救急車を呼んでください」と大声で叫びました。

そして、持参のハンカチで、急いで傷口を塞ぎました。

血がドクドク出て、1枚ではどうしても足りません。

後2枚は必要と判断しました。

血はドンドン出てきます。

私の手も真っ赤になってきます。

「誰か綺麗なハンカチ持っていませんか。スミマセン何でもいいです。貸してください」

一時を争う事態で口調も、荒くなりました。

周りの一人の主婦が、「これを使ってください」とハンカチを出してくれました。

私のハンカチと2枚で、どうにか止血はできるようです。

それは、滲み出てくる血の量でわかりました。

子供はそれでも、ジーッとしています。

「誰か救急車を呼んでいただきましたか」

ウン!!無反応。

これじゃイカンじゃないか。

母親に
「額の(こめかみ)この部分に片手を前面当ててを軽く押さえていてください。
強くじゃないですよ。軽く、軽くです。
決して傷口を見ようとして開けないでください。
今、血は止まっていますから。
いいですね。
開けたら絶対駄目ですよ。私が救急車を呼びますから」

そして、いい上着じゃないですが、子供の上に掛けてやりました。
寒いし、子供はブルブル震えています。
温めてやる必要があったのです。


Aceの入り口のレジーに行くと男性がいました。
「救急車を大至急呼んでください」

……呼んでいただきませんじゃなく、命令口調で……

「その後、プレミアム・アウトレットの緊急隊も呼んでください」
と付け加えました。
そういう隊がいるのか、定かではないのですが。

現場に戻りました。

母親と子供は、まだ路上にうずくまっていました。

3メト−ル先の椅子に座り談笑しているアベックのところに行き、
「ゴメンだけど、この椅子をあの親子に貸してくれないか」
と半ば強引に話しかけました。

「お母さん、この椅子に座ってください」
母親と子供を、ここはを落ち着かせる必要があったのです。

母親の動転は子に伝わります。

子供の顔も首周りも、まだ鮮血で真っ赤です。
母親は両手が使えないし、誰も拭いてくれなかったのでしょう。

持参のテッシュ4袋で、綺麗に拭いてあげました。
敷地内で配っていたティシュを遠慮なく貰い、それが役にたちました。

こんなに血が出ていたのかと、改めて驚きました。

「おじちゃんが付いているから、大丈夫だよ、もう大丈夫だよ」
と話し掛けながら。

そうしていると、子供の目がひとつチョコッと少し動きました。

「いい子だ。いい子だ」と頭をなででやりました。
だんだん、こどもの目が普通の視点になり、ジーッと私の目を見てくれました。

「いい子だ、いい子だ。おじちゃんがいるからもう大丈夫だよ」
と頭をソッとなで続けました。
しっかりした反応を確認したかったのです。
呼吸も収まり、しっかりとした視点になりました。
手を前で振ると反応してくれました。

「子供さんは何歳ですか」
「2歳です」

「どうして、こういう怪我をしたのですか」
「店内でチョッと目を離した隙に」

「ご主人は」
「主人は、この事故をまだ知らずに、店内で買い物をしていると思います」

「救急車を呼びましたから、もう安心ですよ。
 手はそのままソッと押さえていてください。私がいますから大丈夫です」

プレミアム・アウトレットの係の方が、救急箱を持って駆けつけてくれました。
と同時に救急車の音が聞こえてきました。

プレミアム・アウトレットの係の方に、
「ハンカチはそのままで、傷口は見ない方がいいですよ」とお願いしました。

救急隊の一人が走って駆けつけてきました。
そっと傷口のハンカチ開けると、「大丈夫です、適切な応急処置で助かりました」
この言葉を聞いて、ホッとして黙って現場を離れました。

そのとき初めて知りました。
2歳の可愛い女の子であるということを。

後ろを振り返ると、ウロウロ、ビツクリしている様子からご主人でしょう。
このとき、始めて家族の異変に気づいたのです。


「どうしたの、上着の血は」
「ウン!!血!!誰かののが付いたのだろう」

このことは内のカミサン88には話していません。
気に入ったのでしょう。
紙袋を大事そうにニコニコしながらの様子で、それはわかります。

「腹減ったァーー。ラーメン食うて帰ろうか」


















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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
あぁ〜〜、まだ感動が収まりません・・。

・・・どう表現していいか・・、兎に角ノンキーハイカーズさんの瞬時の機智と行動力に感動です。
幼いお嬢さん、神様の加護があったのでしょうね。大恩人のノンキーハイカーズさんの顔は、必ず女の子の深奥に焼き付いていると思います。

ありがとう!
ありがとう!
ノンキーハイカーズさん!
感動をありがとう!!!
温かい愛をありがとう!!・・です。
きょんば
2010/12/24 08:09
はじめまして
お話感動いたしました
ノンキーハイカーズさん
素敵です!!

時間が出来ましたらゆっくりブログ読みます
まりた
2010/12/24 11:50
大変な現場に行き合わせたって訳ですが、的確にあれこれやってあげて無事にそのお子さんを救急車に乗せられたのはお見事でしたね・・
小さなお子さんもきっとその親切は一生わすれないことと思います
年末によいことをなさったから来年はきっと今まで以上の福が舞い込むことと思われます・・
風子
2010/12/24 15:14
いや、すごいです。 
まず勇気!! 
人々は意外と怪我をしていても、そばに誰かがいれば知らぬ振り、ところがすばやい行動で幼い子の応急処置。
何事も無かったように立ち去る!!
そこは大げさにしない。 男の美学を感じます。
What's up?
2010/12/24 15:29
大変な事故だったのですね
これほど冷静に行動されたことに、感動です。

本当に、あのお子さんは、運が良かった頭のケガは血がたくさん出るんです。

ノンキ−ハイカ−ズさんの勇気に感動です
kyabetu
2010/12/25 00:08
わっ、大変な事故だったのですね。
それにしても適切な処置を落ち着いて・・・。
ノンキーハイカーズさんのてきぱきとした対応がなければ、大変なことになっていたかもしれませんね。
湖のほとりから・・・
2010/12/25 17:27
こんばんは・・・。
そんなことがあったのですね。
周りの人、どうしていいのか分からないから無反応かと思っていたら、ノンキーハイカーズさんの救急車を呼んでくれとの言葉にも無反応とは、情けない話ですね〜。
ガッカリですね・・・。
いのぽん
2010/12/25 20:37
コメントありがとうございます。
とっさの判断で、次から次に進めていました。
何分要したか判りませんでした。
一刻を争う事態でしたから。
あの子のその後も心配ですが、
まだ、幼いから多分いい方に向かうのを願うだけです。
ありがとうございます。

きょんばさんへ  ノンキーハイカーズ
2010/12/26 07:49
コメントありがとうございます。
当然のことをしたまでです。
今回は救急車が来たら、ホットしました。
自分も張り詰めていたのでしょう。
アッ!!それからよろしくお願いします。
ありがとうございます。
まりた さんへ  ノンキーハイカーズ
2010/12/26 07:53
コメントありがとうございます。
こういう事態のときは、
パッパッと同時に進行すべきですよね。
普段もそういう立場にいますので、即対応できました。
ありがとうございす。

風子さんへ   ノンキーハイカーズ
2010/12/26 07:57
コメントありがとうございます。
人数が多いと、意外と誰かがする、していると思うのでしょう。
誰かが勇気を持って、リーダーらしき旗振りをしないといけませんね。
勇気!!
大事ですね。
ありがとうございます。

What'up?さんへ  ノンキーハイカ...
2010/12/26 08:01
コメントありがとうございます。
そうですね。
最初見ているとき、鮮血がサーーッと流れていました。
凄い出かたですよね。
とっさのために、
ある程度の応急処置は必要と実感しました。
ありがとうございます。

Kebetuさんへ ノンキーハイカーズ
2010/12/26 08:06
コメントありがとうございます。
緊急の場合は適切な判断、素早い実行、的確な確認の
能力を試させられる機会です。
経験も大事ですよね。
ありがとうございます。


湖のほとりから…さんへ  ノンキーハイカ...
2010/12/26 08:10
コメントありがとうございます。
居合わせた人たちも、ビックリしたと思います。
私の場合も自分一人で対応せず、
人を指定してすべきではなかったかと反省しています。
「スミマセン!!そこの人、手伝っていただけませんか」
という具合に。
そうしたら、事態が同時進行していたと思います。
ありがとうございます。
いのぼんさんへ  ノンキーハイカーズ
2010/12/26 08:15

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